2022年1月2日日曜日

内功と功夫

 一般の人には馴染みの無い「内功」と「功夫(こんふ)」について述べてみたいと思います。一般に功夫と言えば修練による力や際立った技(わざ)を指しますが、太極拳で功夫と言えば多くの場合内気(ないき)による力を指します。この内気を一般の方はよく御存知無いと思いますが、内功を積めば増大する内なる気というのが適当かと思います。そんな事があるのかと思われる方も多いと思いますが実際に内功を積めば内なる気が充実してくるので自分で実感できます。又内なる気が大きい人に触れればその力の大きさが伝わってきますし、筋力の力とは違った質感があります。この内気が大きく、必然的に力が強い人を功夫の高い人と太極拳では呼ばれています。この内気を高め、功夫を上げる方法の一つが内功法です。実は套路を練ってもその練り方次第では内気を高め、功夫を上げる事は可能です。然し乍ら陳式太極拳の宗家に伝わる内功法は単に内気を高めるだけでなく、健康にも寄与するとも言われてきました。というのも、そもそも太極拳は自分を守る武術なので、暴力、病、等の様々な外敵に対処できるよう作られているからです。更に混元太極拳ではその陳式の秘伝の内功法に心意拳の内功法もプラスしていますのでその効果は計り知れないものがあります。疑われる方は是非一度体験して下さい。お待ちしております。

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