小生は組手がそんなに強くはありませんが、太極拳をやれば組手のレベルが格段に上がるとの実感があります。それは小生だけでなく、小生の生徒もレベルが上がっているからです。その仕組みとはどういう事かこれから申し上げたいと思います。
1.太極を追及する過程で無極を体現する必要があります。自分が無極に在って初めて太極が理解できます。この無極にある状態は一切の恐怖と驕りを捨てなければなりません。これができた時に常に心が平静になり、相手の動きが良く見えてくる事になります。太極拳ではこの無極を体現する練習方法が組み込まれています。無極の状態にある時自他の区別が無くなり、相手と自分の境目がなくなります。従い、相手の事が自分の事のようによく見える事になります。
2.強大な勁が身に付く。勁はゆっくり練る事により身についてきます。この勁が身に付けば、どの様な間合いでも力を発揮でき、相手の間合いを潰す事が可能になります。要は加速度に頼らない威力が勁です。私の師匠の馮志強老師はとにかく功夫を養い、強大な勁を身につける事を要求しました。私が出来ている訳ではありませんが、これが身に付けば組手で有利になる事は間違いありません。勁が強大になればこちらが防いでいても相手が崩れる事も多々あります。
3.套路は意念で練る為意念の反応の速度が速くなります。これも組手では有利な条件となります。
4.太極が理解できる為相手の動きの起こり、意念の起こりが良く見えてくる事になります。ここで言う太極とは太極拳経に定義される太極です。太極は静動の機、陰陽の母です。この太極を把握できれば後の先が取れる事となります。
従い、これらが曲りなりに理解、体現レベルになれば組手を解禁する事になりますが、その時点では可成り組手のレベルが上がっている事になります。
1.太極を追及する過程で無極を体現する必要があります。自分が無極に在って初めて太極が理解できます。この無極にある状態は一切の恐怖と驕りを捨てなければなりません。これができた時に常に心が平静になり、相手の動きが良く見えてくる事になります。太極拳ではこの無極を体現する練習方法が組み込まれています。無極の状態にある時自他の区別が無くなり、相手と自分の境目がなくなります。従い、相手の事が自分の事のようによく見える事になります。
2.強大な勁が身に付く。勁はゆっくり練る事により身についてきます。この勁が身に付けば、どの様な間合いでも力を発揮でき、相手の間合いを潰す事が可能になります。要は加速度に頼らない威力が勁です。私の師匠の馮志強老師はとにかく功夫を養い、強大な勁を身につける事を要求しました。私が出来ている訳ではありませんが、これが身に付けば組手で有利になる事は間違いありません。勁が強大になればこちらが防いでいても相手が崩れる事も多々あります。
3.套路は意念で練る為意念の反応の速度が速くなります。これも組手では有利な条件となります。
4.太極が理解できる為相手の動きの起こり、意念の起こりが良く見えてくる事になります。ここで言う太極とは太極拳経に定義される太極です。太極は静動の機、陰陽の母です。この太極を把握できれば後の先が取れる事となります。
従い、これらが曲りなりに理解、体現レベルになれば組手を解禁する事になりますが、その時点では可成り組手のレベルが上がっている事になります。
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