2018年2月26日月曜日

套路の練習

馮志強老師との練功の際には幾人かの弟子と練功する場合もあればマンツーマンで練功する場合もありました。マンツーマンの練功の際には自分が横を向けば老師が横に移動され、後ろを向けば後ろに移動されるという具合でした。その度に恐縮して私が移動しようとするのですが、手で制されて老師が移動されるという具合でした。それで何を学んだかたというと呼吸と動作だと今になって分かります。段々と練功の回数が増すに従って呼吸と動作が似てくるのです。それは目に焼き付いているし、体に染みついているので忘れられないものとなってきます。こうして套路が次の世代に受け継がれていくのであろうと思います。従い、当時馮老師に見せて頂いた色々な技等も、その時出来なかったものが、ここに来て出来るというようなものも少なくありません。あんな気で人を動かすなんで老師は出来ても自分は出来ないと思っていましたが、それらの事も自然と出来る身体になってくるのですから不思議です。しょっちゅう老師にお会いして練功すれば、何が違うといって、呼吸と動作が染みついてき来るのが最大の違いです。年に一二回お会いするよりも、年に5-6回お会いする方が良いでしょうし、毎週お会いできれば更に良い事になります。ある北京陳式の大会でアメリカから来られた学生の方が北京の弟子や学生はなんで功夫があがるのが速いのかという話をしていた事がありますが、その内の一つが套路の練り方にあると言えるでしょう。

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